先達(せんだつ) #校長室
タイトル画像は石清水八幡宮です。石清水八幡宮の画像に「先達」とくれば、高校古典でおなじみ「仁和寺にある法師」(徒然草52段)ですね。
石清水八幡宮に詣でたお坊さんが、山上にある本社に気づかず、麓の付属の寺社だけを石清水八幡宮だと思って、帰ってしまうお話。
「どんな些細なことでも、その道に通ずる人、導く人は欲しいものです」と締めくくる「少しのことにも、先達はあらまほしき事なり。」は、高校古文の重要フレーズです。
さて、こちらは些細なことでは済まされない大学入試のお話。卒業生が「先達」となって、新2年・新3年に経験をお話しいただく、
先輩の話を聞く会が行われました。
大学入試を突破した先達の、実感ある言葉一つ一つに真剣に聞き入る在校生。
大学入試のことにも、先達はあらまほしきことなり。