さよなら、レインマン #校長室
SEKAI NO OWARIが歌う「umbrella」のMVは、その歌詞の内容と相まって、雨が効果的に使われています。あなたを守る傘でしかない私は、雨がやむことを望むのか降り続くことを望むのか…、是非歌詞を最後まで聞いて下さいね。
MVをご覧になってもわかるように、雨というのは実に効果的です。シーンの転換にも、心の内面の表現にも、季節感にも。
そういえば、海外へ旅立つ彼女を引き留めに走るシーンでは、必ずと言っていいほど主人公に豪雨…が、トレンディドラマの定番でしたね。最近のドラマはどうなのでしょうか。
さて、第36回県北地区高校登山大会を観戦してきました。選手の行動が審査対象の大会ですから、観戦=一緒に行動するということです。
役員ブリーフィングではコース状況、天気情報、火山情報、選手情報を入念に確認し、大会の安全運営をを図ります。
初日は、校務があるため開会式と設営審査だけを観戦して学校に戻りました。
翌日、あらあら、午後から雨の予報。私は雨男(参照:天気の子)を自認しております。選手諸君、ごめんよ~。
休憩中の記録や読図も審査の対象です。積雪期、残雪期は道標が雪の下であることが多いので、読図は重要な技術のひとつです。
下りのルートは雪上の滑りや浮き石の落石に注意する必要があります。足の置き場の見極めも技術のひとつです。
次のピークの家形山は山頂が平らで現在地を見失いやすい場所です。
夏道のない残雪期にガス(霧)に巻かれるとまず迷います。読図とコンパス使えるようにしましょう。
残雪の状況によって歩けるルートも変わってくるので、大会終了後にはつけた赤テープは回収しております。
家形山から、山形との県境を歩き、無事、折り返し点の兵子(ひょっこ)につきました。背景は山形県になります。
同じルートを戻ったので、復路の写真はありません(決してバテて撮れなかったわけではない)。
え~、冒頭伏線の回収を期待し、ここまでいまかいまかと雨を期待され読みすすめられた読者の皆様!
な、なんと、今回は雨に降られることなく閉会式をすることが出来ました。
濡れてドロドロの写真、今回はありません。今後もない!(言霊)
レインマンよ、さようなら。
6月県大会は「晴れ男」となった部会長(私)が観戦いたします。