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刻む #校長室

 お盆があけて、刻一刻と夏休みの終わりが近づいてきました。夏休みの課題や、夏休み前に立てた目標はどれほど達成、終了しているでしょうか。

 「刻一刻」と言われると、時の流れは止められない、秒針がカチカチカチと確実に進んでいく感覚に襲われます。「刻」という字が、「彫る」以外に「厳しい」という意味などに使われるからなのかなあ。なんとなく焦りますね。

 さて、本日(8月18日)より20日まで、コラッセふくしまで開かれている「福島県刻字協会展」に行ってきました。主目的は併催の「高校生刻字作品展」です。

東桜のふた文字
本校の書家 蒼汀氏の作品です
高校生の刻字180点を展示
なんと本校からは書道の授業選択者の作品と
書道部の作品あわせて
124点が出展されています。

美しく染色した板に、選んだ書が刻まれています。刻み込むという動作が入るからでしょうか、半紙に墨で書くより一層力強く感じますね。今回は「ふくしまの復興・共生について考える」というテーマで一連の作品群ができていました。

こちらは白タイルに塗られた黒い塗料を削ぎ落として作る作品
背景となる幾何学的デザインにも生徒の個性が表れます
こちらは本校書道部員の作品
平日午後にもかかわらず多くの方が来場され
高校生の力強い作品に足を止めていました
是非、私たちの作品を見に来て下さい!