渡良瀬橋 #校長室
来週半ばに終業式を迎え夏休みに突入する本校は、その前に、生徒の安心・安全のためにも、どうしても学んでもらいたいことがある!ということで、生徒指導部が企画・調整を行い、「SNS」安全教室が開かれました。
クイズを取り入れて、わかりやすくお話しをされるのは
SNSに潜む危険だけでなく、ちょうど本日(7月13日)施行の法律の説明や
社会問題化している「闇バイト」のお話しなど
多岐にわたりお話しをいただきました、生徒達もメモを取ったりして傾聴していました。
福島駅西口には、相談しやすいコーナーも新設したとのこと(→少年サポートセンター)。一人で悩まずに、相談してほしいそうです。
高校時代をダイヤル式黒電話で過ごした私(校長)でも、もちろんLINEなどのSNSを使ってはいますが、家族や顔を見知った仲間などとの情報交換が主ですね。要はメモを書いて渡す感覚です。
とてもとても、文字テキストで愛を語ったり、つぶやきを全世界発信する度胸はありません。唯一の全世界発信がこのnoteですが、こんな文章でも推敲を重ねた上での発信です(ほんとですって)
森高千里が歌う名曲「渡良瀬橋」(ちなみに松浦亜弥カヴァーの「渡良瀬橋」もお薦めです)の歌詞
♫床屋の角にポツンとある
♫公衆電話おぼえてますか
♫きのう思わずかけたくて
♫なんども受話器とったの(作詞:森高千里)
この最後の一行の彼女の気持ちが、文字テキストやスタンプで恋愛を語り愛情を交わすSNS世代は理解できるのか、あの瞬間の気持ちの揺れ動きは人間として大切にしなければいけないことなんじゃないのかなどと、かなりの不安に駆られるのは、昭和世代の懐古主義だからなのでしょうか。