ベストヒットUSA #校長室
深夜にテレビ朝日系列で放送されていた「ベストヒットUSA」の司会者といえば………、「小林克也」と即答する人は、日テレ系の「SKINOW」も見ているはずの、たぶん私(校長)と同世代。
今目にする洋楽PVはほんとよくできてますよね。でも、Michael JacksonのThrillerがでる前は、ライブやスタジオで演奏しているPVだったり、オープンカーに数名の女性と乗ってニコニコ歌うPVだったり、今から見るとぱっとしない感じPVが多かった気がします(個人の感想です)。
Thrille、Beat It、Billie Jean と、今につながるストーリー仕立てでダンサブルなPVの流れはMichael Jacksonが作ったと個人的には思っています。妹のJanet Jacksonのダンスに全振りしたRhythm Nationもお薦めです。
さて、7月31日、8月1日の2日間にわたり、本校ダンス部(FUKUSHIMA EAST DANCE)の公演、FED DANCE LIVE が福島テルサを会場に開催されました。
本校ダンス部は文芸部(文化部)に分類されています。
全員で舞台に上がるシーンもありますが、多くは、いくつかのチームに分けての発表です。
部員数が多い→チーム数が多い→発表時間は限られている→チームの持ち時間短くなるということなのか、去年(→嗜みとしてのダンス)に比べ1チームがロングで踊るのは少なくなったかなあ。
他の部活動のように一定の練習会場を持たず、渡り廊下やその都度鏡を運び込む会議室等を使い練習を重ね、「思いっきり踊る」ために、曲の編集、衣装、ダンスの構成だけでなく、チームメンバーをまとめ、会場や顧問との交渉したこの日のLIVEは、まさに、校内のストリートから生まれ、作り上げてきた芸術ですね。
肉体を激しく躍動させるダンス部が、本校では運動部ではなく文芸部に分類されているのは、音楽や美術や書道と同様に、表現者とそれを鑑賞する私たちとが一体となって、感覚や心を昇華させようとする舞台上の芸術であるからこそだと感じた素晴らしい公演でした。
応援に来場された保護者の涙への感謝を忘れてはいけませんね。