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職業としての教師(その1) #校長室

 「いいよなあ、教員は夏休みがあって…」。教師になりたての頃、大学の友達によく言われた言葉です。特に商家の家系に生まれた私(校長)の場合、夏休みに学校に行こうとすると、「夏休みなのに何しに行くんだ」と真顔で親から言われました(笑)。(仕事に決まってんじゃん)←心の声

 さすがに、昨今のご時世ですから、生徒が夏休み=教員も休みと思う人はいないでしょうね。

 さて、県北地区で教育コースのある本校と橘高校がタッグを組んで、福島市の小学校・中学校と連携して打ち出した「生徒を教員研修会に見学に行かせる企画」の出初めが本日(7月24日)でありました。

 本日は福島市小学校教育研究協議会が、市内各所にて行われました。本校生と橘高校生が、それぞれ希望する教科の研修会を見学しています。

国語ではグループ討議を見学し、
音楽は筑波大付属小の先生の指導の下、
音楽の先生方と実演を交えて学び、
図画工作では、議論を深める先生方の言葉をしっかり記録、
外国語活動(英語)では、
ALTのAactivityに参加させていただいたりと、

 小学校の先生方のご配慮をいただきながら、教える側教わる側という日常の視点から脱して、研修に勤しみ、理論や技術を学び、授業力向上を目指す職業としての教師像を生徒達は知ることができた一日となりました。

 あすは、中学校研究協議会を見学する様子をお届けする予定です。