September Rain #校長室
まずはじめに、この度の台風13号により、水害等の被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
9日に自宅のあるいわきに向かいましたが、国道脇の法面が崩れていたり、いつもは穏やかな流れの小川脇のガードレールに、増水で流れた出たゴミが絡まっていたりと、通り慣れた経路のあちこちに「暴力的な」雨の爪痕を見て取ることができました。
9日に観戦を予定した新舞子フットボール場での高円宮杯JFA U-18サッカーリーグでの本校の試合は、台風の影響で中止となってしまいました。
前日の8日には高体連登山大会県北支部大会が塩沢温泉スキー場で開会し、部会長として観戦をしてきました。
プログラムでは、9日までの1泊2日で開催予定でしたが、台風の影響を考え、専門委員会で短縮日程を決定。専門委員長が天気図などから、小雨を予報できる13時頃まで大会日程として決定し、実施です。
情報交換後は、読図(地図上での位置把握)の力をつけるためオリエンテーリングを行います。
校務の都合で観戦はスタートまで。「優しい」小雨のなか、山を元気に駆け上る選手を見ることができました。
太田裕美が歌う「9月の雨」では、別れを予感する女性を包む雨を「冷たくて」「静けさが」「優しくて」と描いています。他の季節変化に比べて、はっきりと感じ取りやすい9月の秋変化は、特に夏までの恋愛が終わるモチーフとして使われがちですね(例:「SEPTEMBER」竹内まりや)。海外では恋の始まった季節の歌(「September」Earth, Wind & Fire)もありますけれども…
9月になってもまだまだ暑く、線状降水帯による暴力的豪雨が日本各地を襲います。「9月の雨」の歌詞にある、冷たく静かで優しく降る「September Rain」のような、情緒的な秋の出現を待ちわびる今日この頃です。