虫 #校長室
フランツ・カフカ著『変身』の冒頭「グレゴール・ザムザは、ある朝、胸苦しい夢からさめてみると、自分がベッドのなかで一匹の巨大な虫に変身しているのに気がついた。」はあまりにも有名です。
実は、ここだけの話(とは言っても、全世界発信のnoteですからねえ)、私は小学生の頃、毎朝、虫でした。何の虫かは後ほど。
さて、廊下をぶらついていると、もとい、授業の状況を確認して歩いていると、図書館に多くの生徒の姿が…
新入生の図書館オリエンテーションでした。
本校には、専任の学校司書が配置されています。司書さんは図書館の免許皆伝、"北斗神拳"の伝承者・ケンシロウ並の達人ですからね。高校時代、アバウトな情報で、適切な本を選んでいただいて、どんなに助かったことか(アリガトウゴザイマシタ)
そんな、達人に図書館の使い方をレクチャーされる君たちは幸せ者だぞ。
あっという間に、図書館の使い方を習得!
でしょ!図書館ドンドン使ってね!
さて、冒頭の虫ですが、この話題を挟んで何の虫かわかりますよね。そう「本の虫」です。
小学校の登校班って、列で歩くから、前の人の足下あたりが見えていれば、本読みながら歩けるんですよね(よい子はまねしちゃだめ)。なので、図書館から本を借りては、登校しながら読んでました。
それでも集中すると、前の人の足下を見失い、電柱に激突すること数回、田んぼに転がり落ちること1回経験しております。泥だらけの本を返しに行ったときはさすがに叱られましたよ。
今年の新入生には、何人虫がいるかなあ。