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高校生哲学対話サークル #校長室

 命題「我思う、故に我あり(Je pense, donc je suis)」(デカルト著「方法序説」)に出会ったのは、高校1年の「倫理」の授業でした。かなり若くややロン毛、痩せ形、ナナハン(バイク)通勤でジーンズ姿、当時としてはかなり型破りなU先生が、甲高い声で「おまえたちの『存在』は~そもそも~」って、授業をアカデミックに展開していくのが新鮮で、「高校生」になったと強く感じたのを今でも覚えています。(東高図書館報寄稿の序文)

 さて、職員室入り口には様々な案内が掲示されたり、パンフレットが置かれたりして、生徒の興味関心を引いています。
 その中に、こんなチラシが… 

高校生哲学対話サークル
キックオフイベント

 本校の教員を含む県内の教員が発起人となり立ち上げたサークルのキックオフイベントのチラシでした。

 7月29日(土)13:00~16:30 フォーラム福島にて

映画鑑賞券1000円が参加費

 「ぼくたちの哲学教室」を鑑賞したあと、3つのシンプルなルール「他人の意見を否定しない限り、何でも自由に話そう。」「他の人が話している間はその人を見て最後まで聴こう。」「他の人が話してくれたことに反応してあげよう。」だけで、対話をするイベントです。

 本校生だけでなく、他校の生徒も参加自由。事前申し込みも不要とのこと。

 大人も参加できるようですが、対話前半は高校生主体。

 冒頭の紹介の、高校時代の倫理のU先生。授業も面白かったけど、授業後の雑談(対話?)も楽しかったことを思い出しました。
 今の高校生がどんな対話をするのか、興味津々。是非参加しようとおもったら、あいにく29日は別の用事が……

 「用事があって参加できなくて、残念だ」と発起人の先生にお話をしたら、「キックオフイベントですから、これがうまくいけば次回もありますよ」と…

 ということで、次回もあるように、イベントの盛会を祈念しての紹介です。