愛という名のもとに #校長室
※トップ画像とタイトルで、ドラマのシーンが思い出せる人は、たぶん私と同世代。
「愛という名のもとに」は 1992年にフジテレビ系で放映されたドラマ。出演は鈴木保奈美、唐沢寿明、江口洋介他、主題歌は「悲しみは雪のように」(浜田省吾)です。
1980年代後半から90年代前半にかけて、「トレンディドラマ」が流行。主に都会の男女の恋愛模様を、トレンド(流行)のお洒落な服装や物や場所、ちょっとバブルな生活感とともに描く作品が多かった中で、「愛という~」は、その路線を維持しながらも、社会風刺や社会問題などのトレンドもとりいれた作品だったと思います(個人的感想です)。
さて、時の流れとともにトレンドは変わり続けます。トレンドという名前がついた「トレンディドラマ」というジャンルも今や死語。時代のトレンドをしっかりと捉え続けることはそれなりの努力が必要です。
それは、入試小論文においても同じ。AIもなければ、チャットGPTもない。スマホではなくピッチ(PHS)をもち、ポケモンではなくたまごっちを育てていた生徒を指導していた私(校長)が教諭の頃の小論文とは、課題文の内容もテーマもまったく違います。
時代のトレンドを知らなければ、小論文や志願理由書の添削はできない!
そこで、
指導する教員がトレンドの話題、知識、構成などなど、多岐にわたって学びます。これは指導に直接生かせますね。
そして、
生徒も、トレンドの話題、知識、構成などと、加えて、実際の小論文解答をもとに、具体的な添削を見ながらの、実践的な学び。全4回の講座、一緒に学んで勉強になりました。
こうして、小論文的トレンディ教員と小論文的トレンディ生徒がタッグを組んで、志望校合格を目指すのが東高のスタイルです。