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お蝶夫人 #校長室

 蝶々夫人と言えばプッチーニのオペラ、お蝶夫人と言えば「エースをねらえ!」の名バイプレーヤーです。資産家の娘で万能、常に数人の取り巻きに囲まれている少女漫画の脇役は、多くの場合、努力努力の主人公を嘲ったり、意地悪をしたりする狭量の人格で描かれがちですが、お蝶夫人は終始気高く、主人公を助けたりするなど、懐が深く広い人格者です。
 竜崎麗香という本名がありながら、高校生なのに「夫人」と通称(あだ名)されることに、まったく頓着しないところからも、その懐の深さと広さがうかがい知れますね。いやじゃないのかなあ。高校時代に「男爵」とかあだ名されたらいやだけどなあ。

 さて、週末から今日まで(9月2日~4日)まで、第57回県高等学校新人体育大会テニス競技県北地区予選がインテックテニスガーデン、十六沼公園テニスコートを会場に開催されました。

本校男子預かりの団体優勝カップ
今年はどこへ
今年もいただきますよ!

2日(初日)は、開会式から抜けるような青空と9月とは思えない暑さ!

フェンスの内外、心ひとつにして
団体戦連覇をめざします
全身をバネして
ダブルスの呼吸もぴったり
ネット間際のボールに食らいつき
一試合ごとに課題を克服
試合の待ち時間は
英単語と
数学の問題集に勝利しつつ
順調に勝ちを重ねて

予選リーグは、全勝にて通過。3日(2日目)の決勝トーナメントへ。

押っせ~ 押せ押せ 押せ押せ○○(個人名)
行っけ~ 行け行け 行け行け○○(個人名)
(以下練習時間の間ずっと繰り返し)

本校の応援は、激しい手拍子とともに選手の名前を連呼するスタイル。それに応えるように

果敢に攻めるダブルス
スピード自慢のサーブ
ネットすれすれを走るスマッシュ

果たして、トーナメントを勝ち上がれるのか…

膝から崩れ落ちる選手
ま、まさか

団体戦は、5試合中3試合に勝った時点で、進行中の試合はストップ。彼の場合は、3試合味方勝利で中断、押され気味を押し返す途中で試合を止められたことが相当悔しかったんだそうです。そのくらい、自分の試合に真摯なんですね。(一瞬負けたのかと思ったよ)

午後からは、合流した女子も一緒に、シングルス個人戦が始まります。

個人での県大会出場をめざし
果敢に攻める
力強いサーブ
正確なレシーブ
ライン際の粘り

1日で数試合をこなすタフな日程を勝ち上がっていきます。

4日(3日目)は、あいにくの雨。私(校長)も別途公務で試合経過を見に(撮影に?)行くことはできません。

閉会式が行われるとの知らせに、会場に駆けつけてみると…

この笑顔!

男子団体優勝、連覇。県大会出場

この笑顔!

男子個人1位から3位タイまで本校が独占。

この笑顔!

女子団体3位タイ、県大会出場。

この笑顔!

女子個人3位タイ入賞。

男女、団体、個人ともに県大会出場の朗報。男爵でも夫人でもないけれど、新チーム結成以来、しっかりと練習を積み重ねてきた成果が現れた素晴らしい大会でした。おめでとう!


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