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カレー #校長室

 「カレーの王子様で、ジャガイモなしね」。高校時代山岳部だった私(校長)は、山の定番、カレーの食材買いだしの際にいつもこう主張していました(聞き入れられることはなかった…)。仕方がないので、ジャガイモの入った辛い日本のカレーを食べるしかありませでした。
 大学で、マレーシアのキナバル山を登った際、現地で緑色をしたカレーを初めて食べました。辛い辛い、けれども美味しい。辛いカレーを初めて美味しいと思えた瞬間です(ジャガイモは入っていませんでしたよ)。
 それ以来、一人暮らしで食べるカレーはレトルトではなく缶詰となりました(美味しいですよ、一度ご賞味あれ)。

 さて、20日に青少年赤十字国際交流事業の一貫として、海外メンバーが本校を訪れました。

民族衣装を着て挨拶をするのは…

 タイ王国から来日のPhonpisith Richamroph君(17歳)。タイの名門高校の学生です。名前をカタカナで書くとフォンピシス リカムロフ君となりますが、発音がまったく違います。時折、タイ語独特の、ぐっと呑むような音がはいります。
 本人曰く、名前は長いので通称BOSSと呼ばれているらしい。なので、以下、ボス君。

まずは、1年生の英語の授業に参加
ちなみにボス君は英語ペラペラでした。
ボス君への日本紹介を生徒一人一人が準備しているようです。

 次の時間は

書道の授業に参加
民族衣装ではさすがに汚れてしまうので着替えてもらいました
書家の本校教諭曰く
思い切りよく書けて、なかなか筋がよい

 写真はありませんが、通常の授業も巡回して見学してもらいました。
数学や化学は、板書やノートに強い関心を持って見ていました(世界共通ですからね。)地理は偶然にもインドシナ半島が取り扱われていて、自国が学ばれていることに喜んでいました。

 見学の感想を聞くと、高校で化学や文学、歴史や地理、芸術など幅広く学んでいることと、IT(一人一台端末等)を活用して授業を進めていることなどに感心した様子。

 廊下に張り出してある大学合格偏差値表をみて、東大はどれと聞かれたので指さすと、「If I can speak Japanese, I would like to go to the University of Tokyo.(日本語が話せるなら、僕は東大に行きたいんだ)」と笑っていました。

 短い時間でしたが、日本の高校生活を体験、見学できて大満足だったようです。

あ、グリーンカレーの話するの忘れた…。話をしようと話題を準備してたのに…。
"Prince of Curry, but without potatoes." When I was a member of the mountain club in high school, I  always made this argument when buying ingredients for curry, a staple in the mountains (I was never listened to...). I had no choice but to eat a spicy Japanese curry with potatoes. When I climbed Mount Kinabalu in Malaysia in college, I ate green curry for the first time there. Spicy, spicy, but delicious. This was the first time I thought spicy curry was delicious (it didn't have potatoes in it). Since then, when I live alone, the curry I eat is canned instead of retort. It's delicious, you should try it once.

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