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鬼が笑う #校長室

 「来年のことを言えば鬼が笑う」とは、未来のことは予測不能なので、あれこれ言っても仕方がないということです。

 さて、先日の壮行会(参照→独り占め)の選手諸君は、5月の末から6月にかけて、順次、東北大会、全国大会出場を目指し、県大会に臨んでいます。

 今年は、テニス競技が県北地区を会場に行われる関係で、開会式で歓迎の挨拶を申し述べてきました。

初夏の陽光に輝く県大会優勝カップ
校長室の飾り棚を空けて待ってますよ!

私「よい天気で、大会運営が予定通り進むとよいですね」
顧問「明日から大荒れの予報なので、選手の調整が大変です」
私「え!……大荒れ?」

 実は、登山専門部の部会長として翌日は登山行動を観戦予定。午前2時に起床し3時に福島を出て、会場の会津駒ヶ岳麓6時出発に合流するつもりで、装備パッキングも終わっていました。

 あわてて、天気図を見ると、明日の朝を待たずとも、かなりの雨量が予測できる状況です。案の定、その日の夕方、現地の専門委員長から「明日の登山行動は中止として、『停滞』と決定しました。」とのメールが。
 登山なので、少々の雨ならば行動をします。雨天行動も登山技術の一つです。そして、悪天で行動できない場合は「停滞」と言って、テントを守りながら悪天が去るのを待つ。これも登山技術なのです。

翌朝、現地の顧問から、写メが…

文字通りの停滞
設営技術の善し悪しがテント内の快適性に直結します

会議などが重なり、登山行動を観戦できるのはこの日のみ。県北大会で雨男とは決別したはずなのに…(参照→さよなら、レインマン

いつもの時間に起床し、いつものようにスーツを着て、学校に現れた私を見て、教頭先生が一言
「レインマン・リターンズですね!」(にやにや)

 不確定の未来を、さも悟ったかのように、晴れ男宣言などしたものだから、鬼に笑われたんだなあ、きっと。

だれか、「全集中、天の呼吸、晴れの型」とか、やり方知らないですか?





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