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頭脳の食事 #校長室

 興味津々になると、食事する手も止まってしまう。そんな光景が、時折、東高では出現します。

お話しに集中し、箸が止まるの図(矢印)

 本校では、授業時間を使った講演の他に、スポットで現代のオピニオンリーダーをお招きしてのランチ会が催されています。
 (過去のランチ会 →ねえ、一緒にランチしよッ →価値観

 今回お招きしたのは、NPO法人 3・11甲状腺がん子ども基金代表理事の

崎山比早子(さきやまひさこ)医学博士

 崎山先生は、東京電力福島第一原発事故調査委員会の元委員でいらっしゃった方です。

ランチ会に参加できなかった生徒も
事前にさまざまな意見を寄せています

 放射線が遺伝子に与える影響を、東海村JOC臨界事故などの具体例を交えながらわかりやすく解説いただきました。
 また、本校12期生OBのなすびさんが登場する「なすびのギモン」の解説場面を引用し、科学的検証においてもさまざまな立場があり、自分自身で調べ比較検討する必要性について熱く語っていただきました。

ご自身のご昼食を忘れるほどの
熱のこもった解説

 お話しの後、「質問は?」との問いかけに、参加生徒全員が挙手!
時間の限られたランチ会では捌ききれずに、メールで質問を受けていただけることに。

 箸は止まったけれど、頭脳には相当おいしい食事となったようです。